初恋リンゴ

勉は、どれにもまるで身が入らなかった。

もしもの事があったら、、、、

退屈な日常に訪れた甘いスパイスともいう

べき存在だったのに、神様はどうして一瞬

にして奪ってしまうのか、、自分は幸せに

なってはいけないのか、、、

考えすぎとは分かっていても、そう思わず

にいられなかった。それくらい、、好きだ

ったのか。

いつもは右を向いたら、まぶしいほど何か

を感じていたのに、今日は、、何もない。

何も考えられない抜け殻になっていった。

橙色の封筒は、いつまでも読む気になれな

い。

今読んだら、もっと胸が痛くなる。と、そ

う思った。