初恋リンゴ

動悸が再び早まる。二人はもう帰り道を歩き出している。

すると、笹宮はクスクス笑いだす。首を斜め45度にす

る。

次に返ってきた答えは予想外にちょっぴりあざといものだ

った。


「どうかな。そうかもしれない。」

「、、、、、」

次にどう会話を続ければいいか分からない。

何を言っても、今は緊張する。こんな感じは初めてだ。

慣れないから少しぎこちない。でもやっぱり、、学年で噂

の転校生の斜め45度からの視線を気にせずにはいられな

かった。笹宮は本当に可愛い。

こういう時は、このやや刺激的な気持ちを飲んでくれるよ

うな味の強い物が食べたくなる。たとえば、、いちごだ。