こんなのあり得ないことなんだから。
充男の動きはいまだ止まったままだ。
少しも動いていない。
それなのに……画面後ろに映っている部屋のドアがゆっくりと開いていくのだ。
「嘘だろ……」
航大が両手で頭を抱える。
「これ、充男がわざとやってんじゃないのか? 俺たちをビビらせようとしてさ」
翔は必死に笑顔を作ろうとしているが、声が恐怖で震えている。
その間にも充男の部屋のドアはゆっくりゆっくりとと開いて行っているのだ。
「充男聞こえてる!? 返事をして!!」
真美の悲鳴が耳にうるさい。
真美がこれほど必死になっているところを始めて見たかもしれない。
それでも充男は動かない。
今現在の充男がどうしているのかもわからなかった。
充男の動きはいまだ止まったままだ。
少しも動いていない。
それなのに……画面後ろに映っている部屋のドアがゆっくりと開いていくのだ。
「嘘だろ……」
航大が両手で頭を抱える。
「これ、充男がわざとやってんじゃないのか? 俺たちをビビらせようとしてさ」
翔は必死に笑顔を作ろうとしているが、声が恐怖で震えている。
その間にも充男の部屋のドアはゆっくりゆっくりとと開いて行っているのだ。
「充男聞こえてる!? 返事をして!!」
真美の悲鳴が耳にうるさい。
真美がこれほど必死になっているところを始めて見たかもしれない。
それでも充男は動かない。
今現在の充男がどうしているのかもわからなかった。



