あなたの願い、残酷に叶えます。

体中が血に濡れて、何度も何度も銃声が轟く。


鍵がかかっている家は無理やりこじ開けて侵入した。


耳が悪くて眠っている老婆はそのまま殺した。


幼い乳飲み子もそのまま殺した。


鉄の匂いがツンツンと刺激してくる。


それすらも心地よくて、やめられなかった。


村の人1人殺すと、あたしの憎しみが1つ消える。


そんな風にして、殺して殺して殺しまくって……朝日が昇り始めていた。


あたしは田んぼのあぜ道に立っていて、周囲には死体が転がっていた。


所詮、女ばかりの村だった。


先に男を殺してしまえば、あとは楽勝。


山道で鍛えたあたしの足はどんな女にも追いついた。


そして毎日の奴隷生活で培われた腕力で、どの女よりも強くなっていた。


「あ……あ……」


足元に転がっていた女が小さなうめき声をあげた。


これは確か、あたしと同い年の女だっけ。


小さい頃、よく一緒に遊んだかもしれない。


女の顔は血まみれで、首にクワを突き刺したのだと思いだした。


そのクワは首に突き刺さったままだ。