あなたの願い、残酷に叶えます。

計算しても、しつくせない。


それでもあたしはやるつもりだった。


この村すべての住人に、復讐を。


クワを抱えてユラリと外へ出た。


次の家へ向かって歩き出す。


さすがに表に出てきている住人の姿を見つけた。


あたしは一旦納屋へ戻ると、猟銃を抱えて戻ってきた。


相手は複数人いる。


だけど月明かりは薄暗く、こちらの様子がわかっていないみたいだった。


好都合だった。


あたしは山の中にいたから、幾分暗闇に強くなっていたのだ。


キョロキョロと見当違いな方角を確認している女の背中にクワを突き刺す。


走って逃げてきた女児の足をクワで切断する。


一瞬で村中が阿鼻叫喚に包まれる。


それでもあたしは笑っていた。


アハハ。


アハハ。


あたしを育ててくれた、あの夫婦みたいに。


アハハ。


アハハ。