あなたの願い、残酷に叶えます。

「ぐっ……げっ……」


と、人間ではない音を喉の奥から響かせて、舌を出す。


あたしは更に両腕に力を込めて女児の首を締めあげた。


女児はしばらく生を、空気を求めてもがき続けた。


両手両足を懸命に動かして、この世にすがりつく。


でも、それも束の間のことだった。


女児の細い首を絞め続けると、やがて大人しくなった。


グッタリと床に寝ぞべり、白目を剥いて動かなくなる。


あたしが身を離しても、もう女児は動かなかった。


あたしはあたしがしでかしたことをこの目に焼き付けた。


一家4人を惨殺した。


あたしの大切だった家族はもういない。


ユラリと猟銃を手にして表へ出た。


村の家々が見えるが、誰も表に出てきていない。


銃の音が聞こえたはずなのにどうしてだろうと首をかしげ、同時に閃いた。


そうか、村の人たちはまた山賊が来たと思っているんじゃないだろうか。


最初この村が襲われた時、山賊は銃も使っていた。