あなたの願い、残酷に叶えます。

「泣くな」


短く言い、女児の体を床に押し倒す。


その体は1年前よりもずっと重たく、しっかりしていて驚いた。


栄養が取れているということだ。


途端に女児に対しても憎しみが湧いてきた。


その栄養は誰のおかげで取れていたんだ。


あたしが山賊の奴隷になっていたからじゃないのか。


そんな気持ちになったのだ。


あたしは女児を上向けに寝かせ、その上に馬乗りになった。


「なにするの……」


女児の目には大粒の涙が浮かんできていた。


もう11のはずだけど、もっと小さな子のように何度もしゃくりあげている。


「お前を殺すの」


もう容赦はなかった。


あたしの言葉に目を見開いて絶句している女児の首に、あたしは両手をかけた。


息を吸い込む暇も与えず、グッと体重をかける。


女児は一瞬だけ驚いた表情を見せたが、すぐに苦悶の表情に変化した。