あなたの願い、残酷に叶えます。

真美は怯えた様子でブンブンと左右に首を振った。


「う、嘘じゃないから」


「へぇ? じゃあ、あたしも退室できなくなってるってワケ?」


真美に聞くと、真美は青ざめた顔で、うつむいてしまった。


「もしなんともなかったら、許さないからね」


脅し文句を言ってから、あたしはタブレットに手を伸ばした。


画面下に出ている退室のボタンをタップする。


「……え?」


画面に変化はない。


押し方が悪かったんだろうか?


そう思い、もう1度タップする。


しかし、やはり変化はなかった。


「退室できないだろ?」


充男の言葉にあたしはムキになって、何度もボタンをタップする。


「なにこれ、壊れてんじゃないの?」


文句を言いだしたのは景子だった。