「ついてこい」
お前らも、と私以外の人に対して言う。
そして私に背を向けて歩き出したから、私も素直について行った。
そして着いたのは昨日も来た屋上。
みんなが屋上に出て私の目の前には総長さんが。
「お前昨日、あの後何してた?」
はぁ?急になんなの。
「別に、家に帰ったけど」
素直に、真実とは違うことを言う。
「違うだろ。あんな真昼間から繁華街にいただろ?一緒にいた男とはどういう関係なんだ」
、、、なんでこの男が知ってんの。
「、雪乃、まだしてるの?」
私の肩に両手を置き、真帆は悲しそうな目で見て言う。
なんでそんな悲しそうな目で私を見るの、、?
「おい雪乃!!あれだけやめろって言ったじゃねぇか!!」
智もそう言う。
目を見れば同じ目。
みんなみんな、私を悲しそうな目で見る。
「真帆、智。私もうしてないって。あの時約束したでしょ、、?」
暗い気持ちがバレないようにニコッと笑顔を向ける。
「じゃあなんで、繁華街にいたんだよ?」
その智の言葉に、私はいい言葉が浮かばなかった。
「なぁ、愛翔。お前昨日雪乃見たんだろ?どんな男といたんだ?」
ねぇ、智。
やめてよ?
「ああ、ラブホ入ってくとこをな。そいつは「ねぇ!!!やめてよ!!」」