一夜限りの恋人は敵対企業のCEO⁈【後日談有】

 前見頃はクルーネックだったけれど実はホルターネックになっていて、背中がぱっくりと開いている。
 これは……、ボディスーツ様という補正下着(女子のミカタ)が着れないのではっ?

「ネっ……、ミスター!」

 これはいくらなんでも!
 ところがネイトがスタイリストに合図を送ったので、私は別室にひっぱられてしまった。
 有無を言わさずブラのストラップとホックを外される。
 胸のふくらみからカップが落ちないように抑えてちるあいだに、試着させられてしまう。


「素敵ですわ! さすが、アメリカのベスト・ドレッサー賞を何回も受賞されたクロフォード様のお見立てですわ。上品なのに遊びごころもあって」

 ええー? ネイト、全米一のオシャレさんなの? 

「あとは小物類だな。見たてをおまかせするよ」
 
 ネイトの言葉を聞いて、スタイリストさんがキラッキラに目を輝かせて選び出した。
 あれこれとテーブルいっぱいにならべられる。
 なに、このデジャヴ……。