「ハクア、様!」
「ハクア導師!」
「ふ。僕の事はわかるみたいだね? だったらなんでこの僕に断りもなくこんな事をしてるわけ?」
あう。黒尽くめ達、動揺してる?
「魔導師協会ではこんな事、許可してないよね? なのにどうしてこんな事してるのかな? 一般人まで巻き込んで」
え?
魔導師協会?
魔道士の塔は現在二大派閥に分かれてる。
大聖女レティーナ様率いる聖女の派閥と、塔の北側に拠点を構える魔導師協会、だ。
互いに協力関係にはあるという話だったけどあたしは魔導師側には知り合いはいない。
っていうか基本あたしのことは向こう側には内緒にされている。そりゃあね? まさか公爵令嬢が聖女見習いやってるとは思わないだろうしね?
だからあたしの顔も知られていない、たぶん……。
「それは……」
「言えないの? ならいいよ。君らは協会から破門だ。その上で正式に罪に問う。国家の財産であり歴史の遺産でもあるオート・マタを持ち出しておまけにそれを全て失って。タダで済むと思ってるの?」
「しかし導師! 我らは聖女を手に入れたのです。伝説のラギレス様の魔ギアを受け継いでいるかもしれない聖女ですよ! オートマタなどと比較にならない戦果ではないですか!」
「バカだね。君たちごときにラギレス様がどうにかなるとでも思ったの? 上を見てご覧。かの女神は上空から我等のことをみているよ?」
え?
黒尽くめ達が空を、あたしのいるところを見上げる。
はう?
バレちゃった?
でも。どうしよう? あのハクア導師って、敵なの? 味方なの?
「ああ、あんなところに!」
「まさか!」
「本当にラギレス様なのか!」
「じゃぁ、この娘は!?」
動揺する彼らをみてあたしはここがチャンスかと思って。
そのままアリアのすぐ側に一瞬で転移をし、アリアを抱いてそのまままた上空に飛び上がる。
これで。大丈夫かな。
さてさて。どうしてくれようか。
「さて、どうしてあげようか貴方達!」
あたしは上空から彼らを睨んでそう声をはりあげる。
流石にちょっと怒ってるんだよ温厚なあたしでもね?
黒尽くめ数人は、観念したかのようにその場にひれ伏した。
ハクア導師そんな彼らを銀色のロープで縛り上げ、そして。
「女神よ。申し訳ありません。わたくしの管理不行届です。この者たちには法に従い罰を下します。どうかお許しを」
そう、頭を下げた。
あたしはアリアを抱いたままゆっくりと屋上に降りて。
そのハクア導師をじっくりと見る。
白銀の髪。でも、決して年老いているようには見えない。むしろ若々しく見える、けっこうなハンサムだ。
でも。そのオーラ、魂からは、積年の経験値、というか、老齢な貫禄、風格、威厳? そんなものすら感じる。
レティーナ様と通じるところがある? 普通の人とはちょっと思えなかった。
「貴方は……?」
「ああ、女神よ。わたくしはハクア・マウアー・イクシア。世間では大魔導師と呼ばれております」
えーーー?
この人が探していた伝説の大魔導師様??
「ハクア導師!」
「ふ。僕の事はわかるみたいだね? だったらなんでこの僕に断りもなくこんな事をしてるわけ?」
あう。黒尽くめ達、動揺してる?
「魔導師協会ではこんな事、許可してないよね? なのにどうしてこんな事してるのかな? 一般人まで巻き込んで」
え?
魔導師協会?
魔道士の塔は現在二大派閥に分かれてる。
大聖女レティーナ様率いる聖女の派閥と、塔の北側に拠点を構える魔導師協会、だ。
互いに協力関係にはあるという話だったけどあたしは魔導師側には知り合いはいない。
っていうか基本あたしのことは向こう側には内緒にされている。そりゃあね? まさか公爵令嬢が聖女見習いやってるとは思わないだろうしね?
だからあたしの顔も知られていない、たぶん……。
「それは……」
「言えないの? ならいいよ。君らは協会から破門だ。その上で正式に罪に問う。国家の財産であり歴史の遺産でもあるオート・マタを持ち出しておまけにそれを全て失って。タダで済むと思ってるの?」
「しかし導師! 我らは聖女を手に入れたのです。伝説のラギレス様の魔ギアを受け継いでいるかもしれない聖女ですよ! オートマタなどと比較にならない戦果ではないですか!」
「バカだね。君たちごときにラギレス様がどうにかなるとでも思ったの? 上を見てご覧。かの女神は上空から我等のことをみているよ?」
え?
黒尽くめ達が空を、あたしのいるところを見上げる。
はう?
バレちゃった?
でも。どうしよう? あのハクア導師って、敵なの? 味方なの?
「ああ、あんなところに!」
「まさか!」
「本当にラギレス様なのか!」
「じゃぁ、この娘は!?」
動揺する彼らをみてあたしはここがチャンスかと思って。
そのままアリアのすぐ側に一瞬で転移をし、アリアを抱いてそのまままた上空に飛び上がる。
これで。大丈夫かな。
さてさて。どうしてくれようか。
「さて、どうしてあげようか貴方達!」
あたしは上空から彼らを睨んでそう声をはりあげる。
流石にちょっと怒ってるんだよ温厚なあたしでもね?
黒尽くめ数人は、観念したかのようにその場にひれ伏した。
ハクア導師そんな彼らを銀色のロープで縛り上げ、そして。
「女神よ。申し訳ありません。わたくしの管理不行届です。この者たちには法に従い罰を下します。どうかお許しを」
そう、頭を下げた。
あたしはアリアを抱いたままゆっくりと屋上に降りて。
そのハクア導師をじっくりと見る。
白銀の髪。でも、決して年老いているようには見えない。むしろ若々しく見える、けっこうなハンサムだ。
でも。そのオーラ、魂からは、積年の経験値、というか、老齢な貫禄、風格、威厳? そんなものすら感じる。
レティーナ様と通じるところがある? 普通の人とはちょっと思えなかった。
「貴方は……?」
「ああ、女神よ。わたくしはハクア・マウアー・イクシア。世間では大魔導師と呼ばれております」
えーーー?
この人が探していた伝説の大魔導師様??
