「やっぱりお肉でしょ!」
そう強硬に主張してきたのはコルネリア。
華奢な身体つきな騎士様なのに、芯は筋肉質なのかな?
あんまり女性らしいお肉は付いていないような気もする彼女。
あたしはお野菜が食べたいなぁって思ってたら、どうやらサラダ食べ放題のメニューがあるらしい。
それなら色々食べれていいかもだけど。
食堂のメニューは確かに色々あったけれど、今日はお肉の日だそうで。
テーブルの鉄板で自分でお肉を焼いて食べるお肉メニューがオススメになっていた。5、6人座れる大きなテーブルがちょうど一つ空いてるって話に飛びついたのが彼女、コルネリアだったのだ。
「鉄板じゃないテーブルもありますよ?」
「バカねクラウディア。せっかくマリカさまとお食事できるんだよ? もうこれは大きなお肉頼んでみんなでシェアして食べる! これしかないでしょー」
「それは確かに魅力、ですね……」
「でしょー。お肉を食べれば元気になります! 悩み事なんか吹き飛んじゃうってものです!」
「あ、なんかそれわかるかも」
「そーでしょーそーでしょーアリアさん! 話わかるー。お友達になれそう!」
「あは。ありがとうコルネリアさん……」
う。
もしかしてちょっと残念な子? って思ったけど、もしかしてあたしが浮かない顔してるの気にしてくれたのかな……。
「僕はお肉でいいよ。この辺りだと名物はリザードドラゴンの尻尾肉だったかな。美味しいらしいよ? たぶんマリカは食べたこと無いんじゃないかな?」
え? 魔獣のお肉?
「もう絶品なんですよー。臭みも全くなくってジューシーで。マリカさまにも是非食べてみて欲しいです!」
「コースにお野菜食べ放題もついてるって嬉しいですよね。マリカさん」
はう、アリアも。
もう。しょうがないなぁ。
☆☆☆
お肉はほんとう絶品だった。
今まで食べたお肉がまずいとかそういうわけではなくて。
なんていうかな。今まで食べてたお肉はなんというか上品な味。
適度に柔らかくてふつうに美味しかった、んだけど。
このお肉はすっごくワイルドな味。
お肉ってこういう味だったんだって思える、そんな。
今まで食べてたお肉はけっこう均一化した味だったけど、このリザードドラゴンのお肉は食べる部位によって脂っぽかったりしっとりしてたり味が違って。
それでもって旨味がぎゅーっと詰まったようなお肉。
脂身だって美味しいの。
尻尾肉だけじゃなくて肩肉もお腹の部分もあったけど、何処も美味しかった。
コルネリアが切り分けてくれたものを目の前の鉄板で焼いて食べる、ほんとそんなの初めての経験で。
(まあ、茉莉花の記憶に近いものはあったけど、あたしとしてはほんと初めての経験なのだ)
なんだか凄く楽しかった。
食事がこんなに楽しいものだったなんて、知らなかったな。
(そっか。マリアンヌはお友達と大勢でご飯食べるって事、なかったっけ)
ええ。でも茉莉花ちゃんの記憶にもそんなにありませんよ?
(はは。あたしそんなに友達多い方じゃなかったしね)
でも、浮上してきてくれてよかった。
(ごめんねマリアンヌ。なんだかお肉食べたら元気になったような気がするよ)
そうですね。コルネリアに感謝しなくっちゃ。
お腹もいっぱいになって。結局その後みんなで街を見て回ったらすぐ夕方になった。
赤龍亭には確か大浴場があったはず。それもちょっと楽しみだったんだよね。
「じゃぁそろそろお宿に戻って夕食の前にお風呂に行きましょうか。あたし、大浴場って初めてで、楽しみだったんですよね」
「あ、ごめんあたしお部屋のシャワーで……」
はう! アリア?
「私も大浴場は苦手で……」
え? コルネリアも?
「わたしはご一緒しますわ! コルネリアの分もお背中流させてください!」
「じゃぁ僕とクラウディアとアリカの三人で大浴場行こうか」
え?
アーサーったら、女性だって事隠してるわけじゃなかったの?
そう強硬に主張してきたのはコルネリア。
華奢な身体つきな騎士様なのに、芯は筋肉質なのかな?
あんまり女性らしいお肉は付いていないような気もする彼女。
あたしはお野菜が食べたいなぁって思ってたら、どうやらサラダ食べ放題のメニューがあるらしい。
それなら色々食べれていいかもだけど。
食堂のメニューは確かに色々あったけれど、今日はお肉の日だそうで。
テーブルの鉄板で自分でお肉を焼いて食べるお肉メニューがオススメになっていた。5、6人座れる大きなテーブルがちょうど一つ空いてるって話に飛びついたのが彼女、コルネリアだったのだ。
「鉄板じゃないテーブルもありますよ?」
「バカねクラウディア。せっかくマリカさまとお食事できるんだよ? もうこれは大きなお肉頼んでみんなでシェアして食べる! これしかないでしょー」
「それは確かに魅力、ですね……」
「でしょー。お肉を食べれば元気になります! 悩み事なんか吹き飛んじゃうってものです!」
「あ、なんかそれわかるかも」
「そーでしょーそーでしょーアリアさん! 話わかるー。お友達になれそう!」
「あは。ありがとうコルネリアさん……」
う。
もしかしてちょっと残念な子? って思ったけど、もしかしてあたしが浮かない顔してるの気にしてくれたのかな……。
「僕はお肉でいいよ。この辺りだと名物はリザードドラゴンの尻尾肉だったかな。美味しいらしいよ? たぶんマリカは食べたこと無いんじゃないかな?」
え? 魔獣のお肉?
「もう絶品なんですよー。臭みも全くなくってジューシーで。マリカさまにも是非食べてみて欲しいです!」
「コースにお野菜食べ放題もついてるって嬉しいですよね。マリカさん」
はう、アリアも。
もう。しょうがないなぁ。
☆☆☆
お肉はほんとう絶品だった。
今まで食べたお肉がまずいとかそういうわけではなくて。
なんていうかな。今まで食べてたお肉はなんというか上品な味。
適度に柔らかくてふつうに美味しかった、んだけど。
このお肉はすっごくワイルドな味。
お肉ってこういう味だったんだって思える、そんな。
今まで食べてたお肉はけっこう均一化した味だったけど、このリザードドラゴンのお肉は食べる部位によって脂っぽかったりしっとりしてたり味が違って。
それでもって旨味がぎゅーっと詰まったようなお肉。
脂身だって美味しいの。
尻尾肉だけじゃなくて肩肉もお腹の部分もあったけど、何処も美味しかった。
コルネリアが切り分けてくれたものを目の前の鉄板で焼いて食べる、ほんとそんなの初めての経験で。
(まあ、茉莉花の記憶に近いものはあったけど、あたしとしてはほんと初めての経験なのだ)
なんだか凄く楽しかった。
食事がこんなに楽しいものだったなんて、知らなかったな。
(そっか。マリアンヌはお友達と大勢でご飯食べるって事、なかったっけ)
ええ。でも茉莉花ちゃんの記憶にもそんなにありませんよ?
(はは。あたしそんなに友達多い方じゃなかったしね)
でも、浮上してきてくれてよかった。
(ごめんねマリアンヌ。なんだかお肉食べたら元気になったような気がするよ)
そうですね。コルネリアに感謝しなくっちゃ。
お腹もいっぱいになって。結局その後みんなで街を見て回ったらすぐ夕方になった。
赤龍亭には確か大浴場があったはず。それもちょっと楽しみだったんだよね。
「じゃぁそろそろお宿に戻って夕食の前にお風呂に行きましょうか。あたし、大浴場って初めてで、楽しみだったんですよね」
「あ、ごめんあたしお部屋のシャワーで……」
はう! アリア?
「私も大浴場は苦手で……」
え? コルネリアも?
「わたしはご一緒しますわ! コルネリアの分もお背中流させてください!」
「じゃぁ僕とクラウディアとアリカの三人で大浴場行こうか」
え?
アーサーったら、女性だって事隠してるわけじゃなかったの?
