それが君の口癖。

要らなかったらしい。
誰でもよかったのは君なんじゃないかな。
寂しい時に呼べば隣にいて、
苦しい時に抱きしめてくれる。
そんな人なら誰でもよかったのは、
君なんじゃないかな。

僕にだけ住み着いて、心の奥を巣食う。
君の心には残らないくせに、堂々と足跡を。