「まあ。座れば」 カウンター席に座るよう、うながされる。 こどもの食堂というだけあって どこか家庭的な雰囲気を感じる。 それでも通常のカフェとしての営業時間の方がはるかに長いのだろう。 店員さんの姿は、ない。 お客さんもゼロのようだ。 「誰も。……いませんね?」 「買い出しかな。じっとしていない人だから。暇な時間帯は、いないことも珍しくない」 出入り口の扉の鍵、開いていたよね。 勝手に入ってよかったのかな。 ちょっと不用心な気もするなあ? 「ようこそ。僕らの拠点へ」