「……目的を。あやまる?」
「富裕層の子どもが使ってる」
――――え?
「塾の前に寄って行きなさい――って親に言われて来たり。食費節約のために保護者が子供と来たり。高い服や靴を身に着けたり、ヘアサロンやネイルに行く金は惜しまないのに、食には無頓着な人間が。恥ずかし気もなく、たかりにくる」
「なんですか。……それ」
「ほんと。性質が悪いよね」
どうしてそんなことになるの?
働く人は、ボランティアで時間を割いてくれていたりするのに。
「一生懸命やってる人の心をカンタンにポキリと折ってしまう人間って。どこまでも自分のことしか考えていないもんなあ」
このお店がどういう場所か理解できた。
もしかして、
ここにわたしが連れてこられた理由って――……


