【完結】モンスター撲滅委員会


「そよちゃんは、相手にスキを与え。まんまと油断させることができる」

「ゆだん……ですか」

「そうそう。そんなキミにピッタリな役目があるよ」

「そうなんですか?」


え、なんだろう。すごく気になる。


「ズバリ。“(おとり)”さ」

「おと……り」


ええっと。つまり。

ワナにハメるための――……道具ってことですか?


「わたしをオトリにして。モンスターを、おびき寄せると……」

「なんでもする覚悟あるんでしょ?」

「は、はい。ワタシ。……ナンデモシマス」

「はは。怖がらないで? キミがピンチのときは、いつだって僕が駆けつけてあげるから」

「カイ……さん」