この世に恐ろしいものがいるって こんなに怖いものがあるんだなって カイくんと出会ってから思い知って もっと強くなりたいと わたしでも誰かの力になりたいと 一歩、踏み出すこともできたのに 「わたしが……怪物……?」 この手で、人を殺した? お兄ちゃんの存在を忘れている? お母さんは病死ではなく自殺だった? 「ははは」 …………え? 「今日の僕のジョーク。さえてる?」 「……は」 「また。本気にして」 「っ」 「だいじょーぶ? オネショしてない?」