“僕たち”――って、誰なんですか。
いつから、こんなことしてるんですか。
いつまで、続けるんですか。
モンスターを狩る意義ってなんですか。
わたしのことを助けたのは
本当に、自分の欲求を満たすためだけですか。
「あなたが。……知りたい」
初めてなんです。
こんな気持ちは。
「それって。いけないこと、ですか」
「ちょっと意外かな」
…………いがい?
「そんなにキミが、グイグイくるのは」
自分でも、驚いている。
これまでこんなに積極的になれたこと、一度でもあったろうか。
「まあ。うん。それも、僕のせいだね」
「え?」
「もしかしてー。そよちゃん」
男が、ぐっと顔を近づけてくる。
「僕に惚れちゃったとか?」


