「ばぁーか」 頭上に近づいてくる、大きな手。 叩かれる……!? 思わず両目をギュッとつむったら、 意外にも 手のひらを、ポンと置かれてしまう。 「バカそよ」 「……え?」 「油断するなって。言ったのに。怖い目にあってんの」 「…………誰のせいで」 「キミが愚鈍で無知で。呆れるくらい、無防備だからでしょ?」