――――想像以上
「君が歯みがきしてるの見ながら。僕も一緒にしてたんだ」
小西さんは
「マイクの感度低くて――寝息までキャッチできなかったから。今夜は生で聞かせてよ。家の人……帰ってこないでしょ?」
この男は
「ここだけの話。僕は他の子より。ほんのちょっとだけ君を優遇してる。……初めてだ。なんだろうな、この気持ち」
紛れもなく
「泣きそうな顔しないで。手荒なことは、したくない。君を傷つけるつもりないんだ。そよちゃんの心も……カラダも……守りたい。でも。厳しくされたいなら。それが君の希望だっていうなら」
――――狂った怪物。
「僕は鬼にだってなってあげる」


