「梵さん。敏感だね」
他人に触られるの、思ったより苦手かも。
カイくんにふざけて触れられるとき、もっと色んなこと、されるのに。
距離感おかしくてビックリさせられるのに。
……ぜんぜんちがう。
カイくんが相手だと、平気。
カイくんには……ドキドキ……する。
「照れてる?」
「え?」
「恥ずかしがらなくていいよ」
……小西、さん?
「もっと、気持ちいいこと。知たくない?」
きもちいい……こと。
「声。我慢しなくていいから」
こえ?
「怖がらないで。大丈夫」
ちょっと、待って。
「この続きは。ベッドで……ね?」
「……あのっ」
「ん?」
なんで、うしろから
抱き締めてくるんですか。


