……命令は、絶対。 「キミの意見なんて最初からまともに聞くつもりない。ヒントをあげるのは、その方がうまくことが進むからで」 心の底まで凍りつきそうな、冷たい声。 「単なる僕の甘やかし。キミのためじゃない。キミがいなくても僕は上手くやれるんだ」 手首をにぎる手に、グッと力がこめられる。 「だけど僕以外の誰かにボロボロにされるのもシャクだから、忠告しておこう。油断しない方がいい」