「頑張っているかどうかなんて僕にとっちゃ関係ない。重要なのは。何をしたか、でなく――"どうなったか"」
わたしに合わせて対策を練ってくれた。
勉強も、それ以外のことも熱心な人。
勤勉な学生。
立派だと、褒められるべき人間。
そんな小西さんに罰を?
「……わたし。どんな思い込みしてるんですか」
先入観って、なんですか。
「さあ」
なにかの間違いだって言ってほしい。
「彼を狩るために。……わたしを、近づけたんですね」
教えてよ、カイくん。
「納得のいく説明。してもらいたいです」
「必要ない」
…………!
「キミ。立場わかってる?」
突然手首をつかまれると
耳元で、そっと囁かれる。
「ご主人様の言いつけは絶対だ」
「!」
「キミは僕の命令に首を縦にふってさえいればいい」


