【完結】モンスター撲滅委員会



――――センニュウカン


「洗脳されないようにね」


小西さんの人柄を。

優しさや、一生懸命さを疑えというのですか。


「まあ。素直で騙されやすい性格だからって、自在にコントロールできる状態とも限らないけど」

「……ちょっとなに言ってるか。わかりません」

「キミは僕のものだ」

「えっ?」

「僕以外のヤツに。好きにさせるつもりないけど」


カイくんが、わたしの顎をつかむと

クイッと持ち上げてくる。


「あんなのに堕とされるペットなら。いらないなあ」

「……っ」


いらないなんて嘘でも言わないで欲しい。


……でもわたし、カイくんに、いつか捨てられるんだなあ。


「そんな顔。キミは、僕以外の誰にも見せないもんね?」