【完結】モンスター撲滅委員会



わたしみたいに

コツコツ積み重ねることでしか標準に近づけないタイプの人間からしたら

残酷すぎる現実である。


カイくんは普段のほほんとしていても

大事なときに100%以上の力を出せる人なんだよね。


「話を戻そう。小西くんは、家庭教師としての腕もいい。人もいい」

「いるんですね。完璧人間って」

「そよちゃんは彼と恋バナまでしてるんだねえ」

「え?」

「そっかあ。キミもついに」

「こ、恋バナ……っていうか」

「恋バナじゃーん? 勉強一筋できたから、家庭教師の仕事するまで女の子と一対一で話したことなかったとか。学業とバイトで余裕ないけど自分も男だから興味ないことはない、とか。なんだか込み入ったハナシしてるよねー。まだ知り合って3週間程度の相手と」


あ、あれ。

どうして話していないことまで……


「ぶっちゃけ。彼、そよちゃんに気があるよね」