土屋さんは気づいていない。 少女の頬も、耳も、真っ赤に染まっていることに。 わたしにはそれが スープを飲んであたたまったせいではないと思うのだけれど。 「あ? なんだよ。人のことジッと見やがって」 キラキラした瞳で土屋さんを見つめる、つぐみちゃん。 「ああ、おかわりなら。まだあんぞ」 まさか。 これは…… 「食うか?」 これは……!