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「少しはスッキリできた?」
それからは
淡々と、ことが進んだ。
りおなのカレシは来なくて
どういうわけか、
彼女たちが泣き叫び
『あんたの仕業なの……!?』
『お前。いつから裏切ってたんだよ!』
『どうしよう。……ママに、叱られちゃう……』
――――絶望する姿を、見た。
『りおなが転校生いびりなんて考えるから……』
『はあ? あたしが悪いっての?』
『悪い夢なら。さめてよ……!』
三人の友情は
いとも簡単に、崩れた。
『うちらが悪かった……!』
『ねえ。ちゃんと、謝る。……だから、お願い。今すぐネットにあがってる動画とか写真消してよ』
『なに謝ってんの。こんなことして。ただじゃ、おかないんだからね』
わたしには、わからない。
彼女たちが、
あんなに恐怖していた理由が。


