「え?……水びたし、ですか」 とある金曜日の放課後のことだった。 あの子と @ほーむで、初めて顔を合わせたのは。 「厳密に言えば――制服のまま。学校のプールにつかってたんだよねえ」 ちょっと…… ううん、まったく状況が理解できない。 「ええっと。その学校というのは。温水プールが備わっている、設備の充実したところですか」 「んーん。屋外。それも真冬の」 「はい!?」 「僕が、すぐにあっためてあげなければ。どうなっていたことか」 「……どうして。そんなことに」