暗がりの公園で
わたし以外の女の子がみんな、急に電話に出たり届いたメッセを確認している。
女子中学生が自分のスマホをいじるくらい、どこでもみられる光景だ。
珍しくもない。
それにしても
「別れるって。どういうこと?……あたしが、どうなってもいいの?」
「なにそれ。……ウソでしょ」
「ありえないんだけど」
一斉に慌てふためくのは、さすがに異様だ。
「待ってよ、レン。意味わかんない」
「ちがっ……ママ……話を、聞いて」
なに、これ。
「あたしが、どうなってもいいっていうの?」
「ごめんなさい……ごめんなさいっ」
「ねえ。なんでうちらのことが。……ネットにあがってんのよ」


