告白……!?
それで、ラブ的なものが発生したんですか。
2人のあいだに。
「あたしの心は乙女だ――って」
――――え?
「あっそ、って答えたら。否定も肯定もしない僕に彼が好意もっちゃって」
「か……カレ?」
「当時のアンナ、坊主だったなあ。想像できる?」
ちょっと待って。
「"僕が胸を大きくした"というのは……」
「腕のいい医者を紹介してやったんだ。だからアンナの顔もカラダも、ほぼ僕が作ってやったようなもの。支払いまで僕もちだしね」
全身整形のことだったんですか。
ていうか、えっ、
アンナさん男性だったんですか。
今は女性?……んん??
「これで満足?」
「へっ」
「妬いてたんでしょ。アンナと僕の仲に」


