これは、闇の誕生日パーティー。 表の世界で生きている人たちには どこにでもありそうな フツウのお誕生日会にしか見えないけれど 「もうちょっと大きくなったら、いただいてあげるわよ」 「やはり先生は、ここの関係者でしたか」 「そんなことより。綺麗なお姉さんは、嫌いかしら」 「オレ。そよにしか反応しないんで」 「あらあら。そんなこと言われると確認したくなっちゃうわね」 「おい、お前らじっとしてろ! 動くなよ?」 特別な者だけが参加できるパーティーなのだ。