子供の扱いには、慣れているもんね。 ここを仕切っているってことは 適正があるって判断されてのことだろうし。 ……やっぱり、ママだし。 「どこに、座ればいいですか」 「どこでも」 少年と、目が合うと 軽く会釈された。 礼儀正しい子だなあ。 この子は、 なにか事情があって今晩のご飯にありつけず この店を訪ねてきたのだろうか。 と、そんなことを考えていると カイくんに手を引っ張られた。 「散歩の時間だよ」