「随分と仲良くなったみたいだねえ。この短時間で」
知らないうちに、
カイくんがわたしの背後に立っていた。
「まさか。ご主人様の悪口なんて言ってないよね?」
「おかえりなさい! はやかったですね……」
「わすれものしたから」
「え?」
ポン、と頭に手を置かれる。
「行くよ」
わすれもの……って
えっ、わたしですか?
「あ、あの。 まだ。片付けが」
「行けよ」
空になったパフェの容器をさげてくれる、土屋さん。
「でも」
洗いますよ、ご馳走にまでなったんです。
「妬いちゃうなあ。僕よりママと一緒にいたいの?」
「へっ……? そ、そういうわけじゃ」
「じゃあねん。ママ」
「さっさと失せろや」
「僕のそよちゃんに手を出したら。赦さないよ?」
「出すかよバーカ」


