【完結】モンスター撲滅委員会



『いいかい。自分がどうしたいか、ハッキリと意思表示すること』


――――示さなきゃ。


『たとえキミが脅されて仕方なくやったことでも。キミをイジメている子たちが結託してキミ自身が万引きを楽しんでいたとか、そもそもに言い出したのはキミだとか――そんな、ありもしないことを主張してきたら?』


わたし、変わりたい。


『必要なのは、キミがイジメられているという証拠。ふざけていた、遊んでいた、本当は仲がいいとイイワケされたときに否定できる材料』


犯罪に加担したくない。

強く、気持ちを持たなければ。


わたしは堕ちたくない。

この子たちみたいに、なりたくない。


「わたしに万引きさせたモノは。どうするつもりなの? 同じコスメがたくさんあっても。……仕方ないよね」

「そんなコトも、わかんねーのかよ」

「売るんだよ。フリマアプリで」

「どうすんの。あんたが失敗したから、うちらの遊ぶ金なくなっちゃうんだけど」


売り物を盗むだけじゃなくて

それで儲けているの?


悪いコトをして手に入れたお金は

遊びに使われてしまうの……?


「最低、だよ」