でもやっぱり手を握っててくれたみたいで、
「ん…」
朝目が覚めると健の手のその、いつもの温もりがあった。
「おー!いい天気ー!!」
よく晴れた早朝の次の日、日差しを浴びながら未茉は軽快に窓から脱出を図り、裏門へと降り立つ。
そしてあくびをしながら見送る健に手を振る。
「世話になったなじゃーな!」
「おー気を付けてな。」
あくびをしながら見送る健に未茉は手を振り、歩き出す。
数歩歩いた後、ふと止まった未茉が健の方へと振り返る。
「ありがとうな。」
「おー」と、答えようとした時、
「健!」
未茉は笑顔でそう呼んだ。



