意地悪をただしたかった。
からかいたかっただけだった。
もっとその反応を試したいとこだったが…
ずっと均衡を保っていた理性を壊されるとタチが悪い。
下着姿になってしまった未茉のブラジャーに手をかけて、ゆっくりと背後のフォックへと。
肩紐がぱらりと腕に落ちると、余計に未茉の顔は赤くなって、震えるように目を瞑る。
剥がすようにブラジャーを床に落とすと、その胸の凹凸を人差し指の先で軽く撫でられただけで、
「あっ…」
感じたこともない、じわっとする体の反応に未茉は自分でも聞いたことない自分の声に驚いた。
「湊には見せたことある?これ。」
優しく胸のラインに沿って舌先で舐めていき、先端に辿り着くと、くちづけを落とすその上目遣いに、恥ずかしさから目眩がした。
「やめ…!!」
「あるか聞いてる。」
「っ…あったかもしんねーけど…触られてなんか…」
少し面白くなさそうに固くなったピンクの先端舌先でぺろっと舐められると、
「っあ…!」
漏れる吐息をこらえるその表情をじっと見つめられ、
「ふーん。あるんだ?」
「もうやめろ…反省したから…っ」
意地悪を楽しむかのように大きな手のひらの中で軽く回され、指で両方の乳首の先端を何度も何度も擦られると同時に首筋を舌で攻めてくる。
「んっ…ぁ」
背中が反り返るような、なぜか込み上げるように疼いてくる下半身からの何かに膝の力が抜けそうだったのに、
何度も火照った顔を背けるように首を振る未茉の反応を、その声をもっと聞きたくて、感じるように優しく舌で回してくと、
「あ……あぁっ」
どんどん激しく唇で吸われながら、同時に舌先で転がされるように攻められてく度、全身が痺れるような感覚に、
閉じた瞼の裏が真っ白になって立っていられなくなってガクンっ…と膝を落とし健の足元へ座り込んでしまった。



