TIPOFF!! #LOVE WINTER





「「うぉおぉおおっ!!」」
「「湊ぉぉお!!!」」
「SHOWーDANK!!!」

この時間帯でエース不破を交わし、名古屋のセンターを置き去りにした目の覚めるダンクに会場中が歓声で一気に湧いた。

「ぅよしっ!!!翔真ぁあ!!!」 

未茉はガッツポーズして、柵から身を乗り出して翔真を呼ぶ。

「ん!」
頷きながら未茉の方を見上げると、
「おっ……おい!翔真!!走れ試合中だぞ!」
このまま一気に流れを掴みたいコートの上の三上が促すも、翔真の視線は未茉に向けられたまま、動かない。


「翔真っ!不破を倒して、この試合勝ったら、お前をあたしの彼氏にしてやる!!!」

「!」
「だから負けんじゃねぇ!!!」

「ああ…!」
息を切らしながら嬉しそうに微笑む翔真は、

「それじゃ、死んでも負けらんねぇな!!!」

覚醒した翔真は、4Qのこの時間とは思えないエナジーを使い果たし一気に走り出した。

「クソぉ!!!く・・・っ?!」
ぎゅう……ギュルギュルッ~~~。
(は・・・腹痛ぇえ・・・・。)
対称的に舎弟・翔真に睨まれた恐怖からか急に腹を下し始めた不破は、調子を一気に落としてしまう。

「だっさっ・・」
益々ららに白い目で見られながら・・。