TIPOFF!! #LOVE WINTER





「行くぜ。翔真。」

呆然としてると、未茉は相手にはせず手を引っ張りコンビニを出ようとすると、

「おいてめぇ待てよ。」
未茉の肩を強く掴み思いっきり引き留めようとするので、
「乱暴はやめてください。」
思わず翔真はその手を振り払ってしまった。

「ガキが生意気に。」
その一言に未茉はカチンときて、足を止めて振りかえる。
「誰がガキだよ。てめぇ」
「ボロ負けして何イキがってんだてめぇーは。」

「…うるせぇ…」
怒りが全身に込み上げてくるが沈めようと拳を握りしめる。
次第に涙ぐんでくのが見えた。


「白石の名の恥なんだよ。お前みたいなクズは今すぐにバスケやめろ。」
「てめぇに言われる筋合いねぇんだよ!!」

「あ?お前のせいでチームをボロ負けさせても堂々と夜には平気で男といちゃついてそれでもお前はバスケ選手か?!」

「…違います。俺が勝手に」
「お前には何も聞いていない。」
有無を言わせない鋭いその目に睨まれ、よそ者扱いをされると、もう言葉が出なかった。