「焼き肉食って元気になったぜ!そっちは何してんの?」
『今昼休み…で、体育館にいる。』
「おお!そうか!時差あんまねぇーな!!」
『しっしし…白石さん!!韓国どうですか…?
わぁー白石さぁーん久々!!頑張ってるー!?』
そこへ画面には一年女子達が元気に顔を出してきた。

「おおっ!!村越に相沢さん達!!元気かー!?」
『元気だよー!!白石さんいないから部活も静かすぎ!!早く帰ってきてー!!』
「おー!!勝ったらすぐ帰るぜ!!」

『なに、白石と繋がってんの?』
ガッツポーズしてると、画面の向こうから聞き覚えのある声に、
「結城!?」
『おー!元気かよ。』
「むっちゃくちゃ元気!!お前の顔見ずにバスケ毎日思いっきりできて楽しいぜ!!」
『なんだとこら・・負けろ。』
「あはははっ!!負けねーよ!」

『白石元気か?』
「おお!三上!」
『白石いないから教室が静かだよ。』
「おーそうか!そんなにさみしいか?」
『いや、俺はマジでちょうどいいよ。』
「おい、こらっ!!」
あはははっ!と体育館から周り男バスの声が聞こえると、

『ちょうどよくない奴もいるみたいだけど、話す?』
「いや、いい!!」
三上の粋な振りだが、その相手が誰だか分かるとつーん!とそっぽ向く未茉に、
『え・・・』
「飯がまずくなる。」
『おい・・』
「また連絡する!じゃあな!!」