『第23回明徳学園高校体育祭の優勝は白組だぁぁああっ!!!』
「「うわぁぁああああっ!!」」
校庭では、みんなが大盛り上がりで喜びの声を上げ、
『尚、最下位チーム紫組は、片付けでぇーーす!!!』
「最っ悪だぁぁぁああ!!!」
場内アナウンスに未茉は泣き叫ぶも、
「結城ぃっ!!てめぇが騎馬戦で負けたからこうなったんだろ!?」
げしっ!と背中に蹴りを入れると、
「あぁ?!!ざけんな!!てめぇが障害物で途中放棄したからだろっ!?」
喧嘩しあう二人を見て、
「あー、一瞬で元通りだな。」
「ですね。」
三上と橘は呟き頷く。
「じゃ、未茉ちゃん頑張って!」
後片付けをしている未茉の横を清々しい程の笑顔で通りすぎてく翔真に、
「てめぇ!手伝えよなっ!!」
タオルを投げつけるも、足早に去ってく。
「みっ未茉様っ…これこっちでいいですか?」
白チームなのに片付けに手伝ってくれる舎弟村越に、
「おっ、わりいな!倉庫持ってて。」
「違う。それは体育館だから。」
米田が村越の荷物を取ると、
「あれ、お前は青チームじゃなかったっけ?」
「りっ…陸上部はリレーでバスケ部に並んだから罰として手伝えって。」
少し罰が悪そうに言うも素直じゃない米田に、
「おう、サンキューな!!」
にこっと笑うと、
「ふんっ」
そっぽ向きながらも手伝ってくれるのを、楽器を片付けながら椎名が駆け寄り、
「私も手伝うよ!」
「私達も!!みんなでやれば早く部活行けるしね!」
相沢達も駆け寄ってきて手伝ってくれた。



