TIPOFF!! #LOVE WINTER





「ぶっあっははははっ!!!」

一連の流れをさっくりと話すと人の心情などお構い無しに結城は大声で笑いだす。
「っーかさ、仕方なくね?過去に他の男に触られてたとかヤってとかそりゃあんだろ。っても、白石の場合完全に未遂じゃん。」

「でも嫌だ。」
頑として嫌がる翔真に、
「そうか?俺処女の方が面倒くせぇな。ある程度経験積んでてくれた方がこっちも楽しめるし。」

「その考えマジで理解不能…」
「そうか?こっちもだ。」
「経験は俺の手で積ませたいね。」
「その間に飽きるって。」
「飽きないよ。」
「お前はな。」

「俺は、未茉ちゃんを誰にも触らせたくもないし、見せたくもないの。」 

「おまっ・・それマジで言ってんの?マジだとしたら相当やべぇな。」
「相当やばく惚れてんの。今さら気づくな。」
「…ある意味で羨ましいけどな。」
そんなことで丸くなって落ち込む翔真を横目で見ながら結城はため息ついた。

「俺、やることしか頭にねぇからな。」
「いや、それは俺もだって」
今日何度理性が路頭に迷ったか、うかがいしれない翔真は切ない秋空を虚ろに見上げ黄昏る・・。