「必ず勝って、デートしよう。」
言った後に少し照れながら顔を隠すと、
「なんだ・・あれ」
田島と石井はシラケた顔でちょっと面白くなさそうに呟く。
「たっ匠しゃぁあんっっ!!!」
ぶわぁっっと涙が溢れ見つめ出す。
今すぐ抱きつきたい気持ちを押さえながら、ふるふると感情が込み上げてくるも、
「おっおい・・!!5秒!!」
時間がたっちまうぞ!と田島は焦って声をかけると、
静香はボンッと思いっきりリングに投げ、一同がそのボールの行方を辿った。
すると、バックボードに打ち当たるもリングの中で回転しながらネットに落ちていった。
「「よっしゃぁぁああああ!!!」」
「「7点差ぁぁあ!!」」
ベンチは総立ちで大声を上げる。
「「すげぇえ!!」」
「愛のパワーやぁぁぁあ!!」
疲れなど吹き飛ぶくらい静香は両手を上げて叫ぶ。
「匠は落とすけど、静香は入るんだな・・」
石井と田島はひきつりながら言うも、拍手する・・・
「おしおし、よくやった匠。」
恥ずかしくて死にそうな匠が戻ってくると、マイクはポンポンと肩を叩き労う。
「・・・・。」
全てはマイクの策略だったようだ・・。



