TIPOFF!! #LOVE WINTER





「んがっ!!!やべぇ裁縫っ…」

朝、チュンチュンと小鳥の囀ずりが聞こえ、ヨダレと共に目覚め顔をあげると、目の前には応援団の服が出来上がってしっかり畳まれていた。

「おおっ!!あたしってばしっかり仕上げて寝てたのか!!記憶に全くねぇーけど、天才かっ!?」
あはははっと調子よく笑いながら、
「うしっ!!朝練行ってくるぜ!!」
応援団服やバスパンやらをバッグに放り詰め込み、階段をダッシュで降りてくと、

「弁当さんきゅー!!行ってくるぜママ!!」
おにぎりをくわえながら家を出ていく。
「行ってらっしゃぁああい!!未茉ちゃぁぁん!!湊君に宜しくねぇ!!」

「おうっ!!・・・ん?なんで翔真??」
家の前で今日はやたら大きな声で嬉しそうに手を振るママに、未茉は首を傾げながらも学校へと急いだ。


「めっちゃくちゃいい天気じゃん!!体育祭日和だな!!最っ高っ!!」

快晴の秋空が広がっていて未茉は太陽の日差しが降り注ぐ中、うーんっ!と両手を伸ばし軽快に体育館へと走ってく。

「おっはよっーございまぁーす!!」
「お、白石!!早く準備してー!」
「あーい!!」
三年生が筆頭になり、体育館では校庭へと荷物を運ぶ準備を始めてる。
「手伝うぜ!!」
「そんなに持てんの?」
「余裕っ余裕!!あたし力持ちなんで」
段ボールを四箱を積み上げて未茉は持ってくと、


「こら、まだ手に負担かけるな。」

後ろからやってきた翔真がひょいっと三箱持ってくれた。