「まぁまぁ、相沢さん。そのくらいにしなよ。泣いちゃってるよ村越さん。」
その時、タイミングを図っていたかのように米田達が庇って間に入って止めた。
「言い過ぎてごめん。でも分かって。」
相沢が村越に告げると席についた。
「ねぇ、ちょっと来て。村越さん。」
にこっと嘘くささ漂う笑顔の米田が誘うと、
「あっあああの…」
問答無用で腕を組まれながら仲良さそうに装いながら村越はクラスから出ていった。
「よくやったじゃん。白石を利用して湊君に取り入るなんて。」
「ち…違っ…」
「椎名はドジばっか踏んでたけど、あんたは違うよね。」
「…」
とんでもない誤解が生まれてることにどうしていいか分からずにいると、
「てか、村越ばっかズルいじゃん?うちらにもBIG3と話すチャンス回してよ。」
「そうそう。二人で授業サボるんならうちらも混ぜてほしい。」
「結城君達もよんでさ。ねぇ、セッティングしてよ。」
「むむ無理です…!!ごめんなさい!!」
ぺこっ!!とお辞儀をしてその場から立ち去ろうとするも、
「待ってよ。自分だけ湊君を独り占めしようなんて甘くない?」
村越は肩を掴まれて身動きがとれずにいると、
「断るんならクラスから居場所なくしてやるから。」
「……」



