TIPOFF!! #LOVE WINTER





「じゃ俺、行くね。なんかあったらいつでも相談のるよ。」
「あっははっい…ごっご心配にはおおお」
「及ばず?」
「はははっはい…!!」
「あははっ。じゃあね。」


(天気いいから屋上で寝るかなぁ…。昨日ショックで寝れなかったし。)
授業開始のチャイムを上の空で聞きながら、ふぁっ…とあくびして屋上へ向かう翔真の後ろ姿を見ながら、

(さすが未茉様に選ばれた方…!!素敵すぎます…!!)
尊敬の眼差しを送ると、
(なんとか二人の仲直りのお役にたたねば…というか、心配をかけないようにしなければ…!!)
サボった一時間を利用して家庭科室で衣装を縫い進めてきた村越がクラスに戻ると、

ざわっ…と、クラスメイトの突き刺さるような視線をすり抜けて自分の席に戻ると、相沢さんがやってきた。


「…ねぇ、湊君と何してたの?」

「…え…」
「授業!二人でサボって何してたの?!」
「はっはは話を少しだけ…」
「話!?どんな!?」
「どんなって…」

内容が内容なだけに言えずにいるも、問い詰められるような相沢のキツい視線と言葉に戸惑いを隠せなかったが、見渡すとクラスメイトが疑心暗鬼の目でこちらを伺っていた。