TIPOFF!! #LOVE WINTER





「はいー!女バスそろそろ校門閉めるぞ~!!」
閉門の職員が明かりがついてる体育館に注意に来ると、
「あ、はーい!もう8時か…はえーな。」
まだまだ練習足りない未茉が時計を見上げながら汗を拭う。

「無理はよくないよ。」

「…翔真!」
体育館の入り口で寄りかかりながら未茉を待っていた。
「なんだよ。なに待ってんだよ。」
プイッとモップをかけながら、睨むと
「モップと戸締まりはやっとくから、早く着替えておいで。村越さんも。」
二人からモップを取り上げると、
「お前にやってもらう筋合いねぇから!!」
再びモップを取り返そうとするも、

「いいから。早く着替える。」
歯がゆい優しさに対し、むう。っと膨れっ面で睨むと、
「あははっ。可愛い。」
膨れたほっぺをぷにっと引っ張りながら翔真は笑うと、

(みっ・・・未茉様のほっぺを・・!!すごい)
羨ましそうに村越の方が真っ赤になって照れてしまう・・・。


「なんで待ってんだよ。」

着替え終わり、校門に向かいながら待っていた翔真を睨むと、
「だって俺、用心棒でしょ?」
にこにこと笑顔で村越と未茉の後ろを歩く。

「あああ…の、わわ私は自転車で帰るのでここで…」
未茉の邪魔者にはなりたくない村越はペコリとお辞儀をして立ち去った。
「おう、じゃーな。ありがと!」
「ととと…とんでもないです…」