「白石ぃ!!!お前はまた授業サボって部活だけでるなんて許さんぞ!!! 校庭百周だぁぁあ!!!村越お前もだぁ!!」

「ひゃっ・・百周!!?」
のこのこと昼休みに二人で戻ると新米に雷を落とされて、

「あったりまえだ!!最近のお前の生活態度はひどいものがあるぞ!!いくらバスケができたってなぁ…」
云々かんぬんが永遠に続き、未茉達は校庭百周の刑を真っ当する。

「ざまぁみろ」
その様子をベランダから見ている結城がべぇっ。と舌を出す。

「いや、結城解決しろよ。白石のことだからこれじゃ毎日喧嘩だぜ。」
挟まれ役はもううんざりだと三上はため息つく。

「じゃー…別れっか。」
淡々と簡単に別れを口にすると、
「…」
翔真がまるで攻め立てるようなため息だけつく。


「なんだよ翔真・・それで丸くおさまるんだろ?」
「だったら最初っからそこに手を出すな。」

「うっせーな。お前らのゴタゴタだって散々俺らとばっちりくらってんだから、こんくらいで攻め立てられる覚えねぇよ。」
子供じみた言い訳に半分も聞くこともなく翔真はその場を去ろうとすると、

「おっ!BIG3♪いいニュース持ってきたぞ!!」
ウキウキしながら野村教頭が教室に入ってきて、

「この前言ってた王子との練習試合週末になったぞ!しかも大成と三校ミックスだ!!」

「うわ・・・・なんっつーバットタイミング・・・。」
信じらんねぇ・・と三人は顔色が悪くなる。


「え・・・?なんで??」

喜ぶと思っていたその三人の反応に野村教頭は目が点になった・・。