「莉穂がいなかったら中二ん時あたしマジでキツかったと思う。窒息してたな。」
「ししし白石さ…んでもそそそ…そんなことあるんですね…」
「ああ。莉穂には超ーでっけー借りがあっから、アイツが傷つくことなんかぜってぇさせねぇ!!」
メリ…ッ!!と怒りのあまり勢い余ってペットボトルを片手で握り潰すと、
「…!!」
恐怖のあまり村越は震え出す。
「お前は?」
「は…ははい?!」
「何に興味あんの?」
「き…興味…ですか?」
「ああ。同じ興味ある奴の側にいれば、最初は緊張してもそのうち打ち解けるんじゃね?」
「…バ…バ…スケとお…お慕いしてる方に興味がありま…す」
「へえ。尊敬ってやつ?」
「…は…はい…しし白石さ…んです。」
「そーか。あたしか。」
「ははははい」
「・・・て、あたしかぁ!?」
真っ赤になりながら頷く村越は、
「しょ…小学校の…ミニバスの時に対戦した時から…かっこよくて…いつか白石さんのようになりたい…と思ってバスケを初めて……」
「へぇー!!そうなんだ!?なんだお前も翔真みたいな奴だったんだ!?」
「は…ははい…??」
「中学でも何度も対戦させて頂いてて…かかかっこよくて…うう美しくて…もう憧れで…高校は同じ高校にぜぜぜったいに行こうと…入学を…」
胸の内を明かし、引かれるんじゃないかと怖さから震え出すも、
「おう。」
嬉しそうな笑顔で頷いてくれるので、ホッとして俯きながらも、精一杯話し出す。



