「よし。じゃ俺とやるか。湊。」
当然、そこで誰よりも意地悪な健がニヤニヤしながら声をあげる。
「はいぃ!?」
匠でだいぶ力を出しきった後にこの名乗り出をしてくるいやらしさに、
「性格悪・・。」
「当たり前じゃん。俺らがやんねーと盛り上がんねーじゃん。なぁ未茉?」
「そーだそーだ!!翔真!!やったれぇ!!やったれぇ!!」
あえて、いけいけどんどんの未茉にふっかけるところがさらにいやらしい・・・。
「ワンッワン!!」
更に犬達もやれやれと言わんばかりに吠え出す・・。
「いいねぇ!!じゃ勝者はこの私と勝負だな!!」
「いや、その次はこの俺ですよ。」
パパが名乗り出ると、禅までもが名乗り出る。
「一体何人勝ち抜けばいいんだ・・・。」
翔真はそうぼやきながら夜はふけていった・・。



