「もぉ最高ぉ!!!今日は朝まで宴よぉ!!ぱぁぁっといきましょぉ!!」
二人の復活愛が相当嬉しかったのか、ママは仕切り直したかのように再び乾杯の音頭を取ると、
「ちょっと待ったぁぁ!!!」
ヒクッ・・としゃっくりをさせながら、急に大声を出して割って入って入ってきたのは結城だった。
一同はその声に驚いて振り返ると、
「なんかぁ、聞いてると、ぜぇーんぶいいとこを健さんが持っててるみたいなんでぇ、ひとついいっすかぁ!?」
「おいっ・・!」
ろれつも回りきらないほど酔いが回ってしまってる結城に三上も焦りだすが、
「おっ、いいよ!どうぞっ!!」
無礼講オッケーのノリノリの清二は気にせず結城に発言権を与える。
「翔真ぁ!こいっ!!」
「っと!」
すみにいた翔真の肩に手を回し、引っ張って連れ出し、
「言っときますけどぉー、神崎さぁん。白石颯希と仲直りできたのはぁ、このうちの湊翔真のおかげですからぁ!!」
「…え?!」
神崎もまさかの返しに目をぱちくりさせて驚く。
「翔真がぁ、王子大相手に十点差に押さえたら婚約解消は破棄してくれって颯希さんにお願いしたんすっよぉー!!」
「おい、結城…」
いいから。と翔真は口を手で塞ごうもするも振り払われる。
「白石のせいでぇ、婚約破棄になって母ちゃんが元気なかったのとか気にしてぇ、コイツはあの王子大相手に十点差に押さえてたんすよぉ!!まぁ、颯希さんが出てきて負けちまいましたがぁ。がはは!!」
と翔真に支えられながら千鳥足で笑い出すも、
「健さんばっかりがぁ、白石のことを思ってると思ったら大間違いっすからねぇ!!」
「えっ!?マジ!?だから翔真、王子大になんか試合申し込んだのかよ!?」
通りで変だと思った未茉が驚くと、
「そうだったの!?湊…だから急に…」
続いて神崎が驚くも、全てのつじつまが合うような気がして納得がいったようだ。



